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マウスピース矯正(インビザライン)体験談

私は、現在マウスピース矯正治療を行って4年目です。 歯を動かす段階は終了し、歯列が整った状態で固定するタイプのマウスピースを装着し始めた状態です。 治療開始時には、治療期間(固定期間含む)は2年程度と言われていた期間が倍以上かかってもまだ続いています。正直なところ、マウスピース矯正を選んだことを少し後悔しています。本ページでは、マウスピース矯正のメリット・デメリット(失敗談)や金額について、体験を基にお伝えできればと思います。

私がマウスピース矯正を選んだ訳

まず、マウスピース矯正について説明します。マウスピース矯正とは、透明のマウスピース型の矯正装置を歯に装着して歯並びを綺麗にする治療方法です。詳しくは、インビザラインのホームページを見ていただければと思います。

私がマウスピース矯正を選んだのは、矯正治療中も目立たないこと痛みが少ないこと安いことが理由です。

マウスピース矯正のよいところ(メリット)

1 目立たない

2 痛みが少ない

3 衛生的(使い捨て、食べるときは外すことができる、洗浄できる)

4 マウスピースを外すことで歯磨きがしやすく、矯正治療中によくある虫歯になりにくい

5 費用が安い

6 (副次的だが)外すのが面倒くさいため、間食が減り、ダイエットになる(かもしれません)

私は矯正前は出っ歯+下の歯はガタガタでした。しかし、矯正のおかげで、歯列自体はとてもきれいになり、家族や友人からは顔がすっきりきれいになったと言われます(とても嬉しい)。

実際につけた感覚は

装着開始時は、とてもきつくて痛みも強く、なかなかうまく付けられませんでした。口の中がぎゅっと締め付けられているような感覚です。3ヶ月ほど経つと慣れてきて、次のマウスピースへ移行するとまた少し締め付けられる感覚があるため、「歯が動いているんだな。」とその痛みをうれしく感じるようになってきました。

治療の流れは

治療は、歯型を取ってマウスピースを作り、治療計画に添って、1週間間隔で新しいマウスピースに交換して、少しずつ歯を動かしていきます。歯を動かしている間は、3ヶ月に1回ほどのペースで通院し、クリーニングと経過確認を行います。

マウスピースが合わなくなるとどうなるの?

経過を見て、医師が必要と判断すれば、合うようにマウスピースを作り直してくれるので安心です。製作に5週間ほどかかり、その間治療が止まってしまうため、作り直す回数が多いと治療期間がどんどん延びていきます。私の場合は、奥歯の嚙み合わせがなかなか合わなかったので、当初の2倍以上の治療期間になってしまっています。

マウスピース矯正のデメリット

噛み合わせが合わない
最大のデメリットです。直近1年間は、奥歯の噛み合わせの調整でした。しかし、結局直らず、歯を動かすことは諦めて固定に移行しました。治療の終盤には、これまで強く噛み過ぎていた、今が正常と言われました(薄いセロハンを噛んでも、歯に触れることもなく歯の間を通り抜けていくのに…)。これは、マウスピース矯正に限らず、どのような方法の矯正でも起こりうることのようです。

装着時間を自分で管理する・長時間装着する
装着時間は自分次第なため、気持ちが緩むと、決まった装着時間を守れず、治療が計画通りに進まないというデメリットがあります。

着色汚れがつく
装着の際、マウスピースと歯茎の隙間に汚れが付着します。矯正を始めた当初、とても着色汚れが目立ち、恥ずかしい思いをしました。病院では、そのようなときはこまめにクリーニングにきてくださいと言ってくれたのでありがたかったです。

マウスピース矯正を導入している歯科医が限られている

治療に向かない歯並びがある

マウスピース矯正の料金は

気になる料金ですが、私が通った歯科医では、90万円弱でした!ワイヤー矯正では、130万円はかかると言われたので、お手頃と思いました。ローンも組めます。料金の中には、マウスピース矯正製作・本体代(作り直しも可)+初回キット(ケース、チューイング、ブラシ)、毎回の歯科医の治療代、歯のクリーニング代、治療完了後の固定具3個分の金額が含まれていました。完了後の固定具に移行した後の治療費、クリーニング代、4個目以降の固定具を製作する費用は有料とのことでした。また、毎日使うマウスピース洗浄液は別途購入が必要です。私はいつもこちらを購入しています↓。

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マウスピース矯正治療に不安を抱えたときの対処法(失敗談)

まずは治療をしてくれている先生によく相談することです。

それでもよくならず、治療経過に不安を感じる場合には、ほかに相談できる先生を見つけておくことがよいと思います(セカンドオピニオンの重要性)。

最近、それを痛感した出来事があったため、以下に綴らせていただきます。

歯茎が下がり、歯が不安定になっています

私は、マウスピースを装着し始めて2か月後には、下の前歯の歯茎が大きく下がっていることに気づきました。その際、矯正の先生に相談しましたが、沁み止めを塗ってくれただけでした。その時はいずれ治ると楽観的に考え、引き続き治療を続けました。現在は歯の根元が見えるまで歯茎は下がってしまいました。

また、最大のデメリットでも挙げた噛み合わせについても、何度相談しても治りませんでした。この1年間、ほぼ前の方の歯と飲み込む力でご飯を食べていました。

最近、下の前歯の歯茎が痛むので、幼少期から通院している大ベテランの先生に相談しに行きました(その先生はワイヤー矯正しかしていません)。

その先生の診断では、物を噛んだ瞬間、下の前歯が奥歯よりも先に上の歯に当たってしまうため、前歯にかなりの負荷がかかってしまい歯茎が下がってしまった、もっと軽症であればほかの場所から歯茎を移植できたが、現状では下がりすぎため治療はできず、様子を見ることしかできない、とのことでした。これ以上ひどくならないように、とのことで下の前歯を少々削ってくださると、奥歯も当たるようになりました。1年以上の悩みがあっという間に解消されました。

矯正治療において、一番よいのは矯正をしてくれる先生が噛み合わせも含めて総合的に治療してくださることです。しかし、歯列を整えることだけに重点を置かれている矯正歯科医では、今回のようなリスクがあるのだと思いました。

せっかく歯並びがきれいになったのに、歯が抜けてしまったら元も子もない…😢マウスピース矯正というより、悩んだときにすぐにほかの先生に相談せずに症状がひどくなってしまった…それが最大の後悔です。

矯正治療は現在進行中のため、また状況をお伝えできればと思います。

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